IllustratorとPhotoshop、どちらが必要?

こんにちは!駆け出しフリーイラストレーターのyoshieです^^

今回は、イラレとフォトショ、どちらが必要かお悩みの方向けに記事を書いてみます!

 

■IllustratorとPhotoshopの違いは?

★Illustrator★

パス(線で構成されたデータ)でできた「ベクター画像」を扱うソフトになります。描いた線(パス)が、ひとつの図形の様に扱われるので、拡大縮小しても画質が悪くならないのが強みです。多少手ぶれしても、パスを後からさわれるので、綺麗な線が描けます。ただ、あくまでも線、なのでアナログチックな塗り(水彩など)には不向きです。

 

★Photoshop★

点の集まりでできた「ビットマップ画像」を扱うソフトになります。名前の通り、写真、画像の加工や切り抜きはお手の物です!イラストなどを書く際、イラストレーターと違い、見たままの線や塗りで描いていけるので、直感的に操作できます。アナログチックな塗りも可能です。ただ、イラストレーターの様に、後から線の幅や形を変えることができません。拡大縮小に関しても、点の集まりが、そのまま拡大縮小されるので、画質が劣化します。

 

イラストレーターは、線や後からの変更に強く、塗りに弱い、フォトショップは、画像の編集やアナログチックなイラストに強く、後からの変更に弱い、といったところでしょうか^^

 

■具体的に向いている作業

★Illustrator★

拡大縮小しても画質が維持されるので、解像度を気にする必要がありません!チラシやステッカー、名刺用。。。など多用途なイラストやロゴなどの作成に向いています!配置に関しても、オブジェクト同士の距離などが細かく表示されるので、チラシのレイアウトなどにも向いています。

 

★Photoshop★

写真や画像の調整、切り抜き、合成はもちろんフォトショップがオススメです!ビットマップ画像だからこその豊富なブラシはもちろん、「ぼかし」ツール、「指先」ツール、など写真の加工やイラスト制作に使える機能が満載です。そういった面から、細かい作業向き、といえるでしょう。写真編集のみ行いたい。。。という方は、間違いなくフォトショ優先で勉強するべきです!

 

■実際、どちらが必要?

紹介させていただいた様に、それぞれのツールの良さがあります。一概にこちら、とは言えませんが、一つ言えることが、チラシやイラスト制作で実際のお仕事となると「Illustrator」形式での納品がかなり多いです。「Photoshop」形式で。。。と言われることは、私の経験上ではかなり少ない様に思います。そして、習得の難易度で言うと、多分Illustratorの方が難しいです。。。

 

フォトショップデータをイラストレーターで開く方法!

↑フォトショは少し使えるけど、イラレで納品する必要が出てきて焦ってます!!って方は、上記記事を参考にしてみてください^^

※下記、おまけもご参考に!

 

ちなみに私は、ヤフオクの写真編集をしていたのが始まりなので、フォトショを先に習得しました。イラレはその数年後に何度も挫折した後、ここ最近やっと操作を理解したところです^^;

 

■おまけ

「Illustratorで納品してください」って、言われる理由がいくつかありますが、実際にはIllustratorでなくても良い場合があります!

  • 印刷会社の入稿の形式で、ai(イラストレーター形式)が推奨されているために、Illustratorを希望されている場合
  • チラシなど、大幅な拡大縮小を行わない場合

どうしても、イラストレーター形式での納品が不安な場合は、●納品後に画像の拡大縮小を行うか●後から編集できるデータが必要か●をヒアリングし、拡大縮小することもなく、編集できるデータでなくても良い場合は、作成したデータを一つのjpgデータなどにして、イラストレーターに貼り付けたものを納品するか、別形式での納品を提案するのも一つかと思います^^

 

コツコツと、覚える時間があるなら、どちらも使えるのがベストですね!

難しいこともありますが、頑張って覚えましょー^^!