【Photoshop】フォトショップのデータを、イラストレーターで開く方法!

イラレで作業したい

こんにちは!駆け出しフリーイラストレーターのyoshieです。

なかなか、思うようなスパンで更新できずブログを継続して書かれておられる方はすごいなと、思いました!

 

今回は、フォトショップのデータをイラストレーターで開く方法をご紹介させていただきます。

フォトショを、イラレで開こうとすると、すべてのレイヤーが結合された状態になってしまう方、おられませんか?(私だけ?!)数枚のレイヤーですと、なぜだか事象は発生しませんでしたので、私が解決できた方法を今回は画像なしで解説のみさせていただきますね。

 

もちろん、開こうと思えば【Illustrator】「開く」からフォトショップのデータを選択すれば開けないこともないもですが、「レイヤーをオブジェクトに変換」を選択しているのに、結合される場合のお話です。

 

読み込みオプション

↑これです。「可能な場合、編集機能を保持」と書かれているのに。。。

 

まず、なぜフォトショをイラレで開こうと思ったかと言いますと、単純に「フォトショの方が慣れていたから」です。当時(といっても、数ヶ月前)イラレは覚えたてで、ほとんど触ったことがなかったのですが、クライアント様に「イラストレーター」でお願いします、と言われ大変焦りました^^;調べたところ、フォトショ→イラレも可能、との情報があったので、助かった!と思い、フォトショで仕上げたデータをイラレで開こうとしたところ、上記の事象に。。。!しかも、ネットで調べてみてもパッとした答えもなく、途方にくれました笑

 

私と同じ思いをされておられる方、多分、もう大丈夫です。

 

1、フォトショにて、該当のファイルを開く。

イラレで開きたいフォトショのデータを、フォトショで開いてください。

 

2、「色調補正」を、補正しているレイヤーとすべて結合してください。※3、の注意書きもお読みください

色調補正

↑「色調補正」パネルです。ここから設定するものです。

色調補正2

↑例では「レベル補正」がかかっています。

色調補正結合後

↑両方選択して、「レイヤーを結合」しました。

こんな感じです。

 

3、「効果」を、解除、もしくはラスタライズしてください。※後の注意書きもお読みください。

効果結合前

↑文字には、「境界線」が2つかかっています。「吹き出し」レイヤーには、ドロップシャドウがかかっています。

効果結合後

↑それぞれ、純粋な一つのレイヤーになりました。

こんな感じです。上のテキストは、効果を完全に削除しました。下の「吹き出し」は、ラスタライズしました。

「非表示」、ではなく削除するかラスタライズしてください。

 

(※注意!!)ラスタライズしてしまうと、文字は画像として扱われるので、編集できなくなります。後々、イラレにて文字修正の可能性がある場合は、効果を削除する方法をとり、イラレにて効果をかけ直してください。画像のラスタライズについても、同じく、効果と画像が一体化します。避けるためには、効果を削除してください。2、の色調補正についても同じです。

 

4、不要なレイヤーを削除してください。

非表示レイヤーは削除してください。

 

5、保存

ファイル名を「イラレ用」などにして、別名で保存されることを強くおすすめします。

 

6、イラレで開く!!

「レイヤーをオブジェクトに変換」を選択して、開いてみましょう!

 

うまくいきましたでしょうか?効果や補正を解除して、不要レイヤーを削除。無駄をなくすといったところでしょうか。

少なくとも私は、これでレイヤーが保持されました。お困りだった方は試してみてくださいね!

 

ただし、これはあくまで非常策です。「イラレで納品してください。」は、この先も必ず言われることでしょう。慣れるまではフォトショ→イラレでも、いいかと思いますが問題は出てくると思いますので、イラレも勉強していきましょうね!(私も含め^^;)一緒に頑張りましょう。